2014年10月31日、JRバス関東・西日本JRバスによる、東京〜大阪間を走るグランドリーム号が運行を開始しました。
22時30分発のGD19号の初便に乗車してきました。

足柄SAにて。(JRバス関東セレガHD)

東阪間ドリーム号に平屋の新車が入るのは何年ぶりなのでしょうか?
出発前に乗務員氏への花束贈呈がありましたが、出発式のようなものは無し。
大阪はお偉方も登場してかなり盛り上がったようですね。

自席3C。噂の新型クレイドルシート。
前作と違い、リクライニングレバーを引くと、まず座面が下がり、それからリクライニング。同時にヘッドレスト部分が少し起き上がります。そのためか、発表されている数字(135度)より倒れない感じです。

背ずりは薄く作られ、ヘッドレスト部分が起きあがることもあって、フルリクライニングしても、後ろの方にあまり圧迫感を与えません。
やはり後ろの方にはひとこと言ってから倒したほうが良いでしょう。
リクライニングに関するトラブルは非常に多いですね。
私は「ひとこと言って、角度は自由」が良いと思うのですが…みなさんはどうなのでしょうか?

座面〜レッグレスト〜フットレスト
…これをフットレストと呼んでよいのかはわかりませんが、足置きタイプを望む人も多いかもしれませんね。
私は荷物で足置きを作って寝ました。
レッグレストは45度くらいしか上がりません。

トランクルームは広大です。
西日本車は多様な運用を見込んでか、仮眠室付きのため、このように広くはありません。

総評としましては、冒険はないものの、JRグループらしく、手堅くまとめてきた感じです。
新車ですので、乗り心地は良いですし、新型シートも、ポジションが取りやすく(言われた通り深く腰掛けとけ、という感じもしますが…)、及第点かと思いますが、個人差はもちろんあると思います。
個人的には、津軽号のあずましーとみたいなのを載せて欲しかったかなと。
後方トイレの25席仕様とかでも面白かったかもしれません。
とはいえ、今後も使いたいと思わせる車両でした。
12月19日から本運用が始まる「グラン昼特急」も是非乗車してみたいですね。

おまけ(笑)グランドリーム車両の降車ボタン2種♪